子供の矯正歯科

どうして歯並びが悪くなるの?

顎の大きさと歯の大きさの不調和が生じた時に叢生になります。また、上顎と下顎の成長のバランスが崩れることによっても不正咬合になります。

いつから子供の歯並びは悪くなるの?

下の前歯が最初に生え変わりますが、その時点で叢生が出る場合もあります。

悪い歯並びを放置するとどうなってしまうの?

歯磨きが難しくなるため、虫歯や歯肉炎になりやすくなります。成長するにつれて顎関節に影響が出る場合もあります。

歯並びを良くするメリット

虫歯の予防や、外傷による歯の喪失のリスク軽減にもつながります。

いつから矯正を始めれば良いの?

目安は上下の前歯4本が永久歯に生え変わった時。症例によっては早めの治療が必要になる場合もあります。

子供の矯正の注意点

子供の矯正を行えば、歯並びが完全に良くなる訳ではありません。治療の効果は個人差があり、叢生がつよい場合などでは将来的に抜歯を考慮した大人の治療が必要になる場合もあります。

小児矯正の重要性

小児矯正は、歯の生え変わりや成長を利用した治療を行うため、小児の時期でしかできない治療を行うことが可能になります。また、成人の矯正治療と比較して負担が少ないこともメリットです。不正咬合や治療後の安定性に関わる悪習癖の除去は大人になってから行うことはかなりの努力が必要になります。

当院の小児矯正に対する考えを知ってください。

小児矯正を検討することで、早期に萌出異常に気づくことができます。症例にもよりますが、なるべく取り外し可能な装置を選択します。なかなか装置が使えない場合に固定式の装置を検討します。小児矯正だけで終了する場合もありますが、永久歯交換完了後にⅡ期治療が必要になることもあります。将来的に健康な歯を抜きたくないという思いはみなさんお持ちだと思いますが、症例によっては抜歯が必要になる場合もあると考えます。小児矯正は大人の治療が必要になった場合に、歯に対する負担を軽減したり治療をスムーズに進めることが可能になります。